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Dangerous Man
第8章 求
『もぅ!茶化さんで!』
そう言いながらも顔を赤くさせていく。
『何想像してんの?ヤラシイなぁ』
『そんなん言うてたらホテル行かへん!』
彼女を拗ねさせてしまった。
『ごめん調子乗った!アイ可愛いいから』
真剣な眼差しで謝る。
『許してあげない』
彼女は笑いながら俺の腕に抱きついてきた。
ホテルの部屋に入ると
2人はそのままベッドに倒れ込んだ。
激しく舌を絡め合い甘く唇を吸う。
それだけで彼女は溶けて仕舞いそうに
目を潤ませる。
『あかん、めっちゃ可愛いわ』
俺はそう言って彼女の髪を
耳にかけるようにして撫でた。
くすぐったそうに首を傾ける仕草は
猫を連想させる。