この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
僕の家庭教師
第5章 昇太くん
金曜日いつも通り詳子さんはやって来た。
僕は昨日の事は触れないでいた。
「今日も勉強がんばろうね」
「うん、今日もお願いします」
"昨日は昇太くんに何度抱かれたの?"
「早いね、もぅ試験も間近だね」
「そうだね、最後の追い込み頑張るよ」
「うん、その意気でがんばろー」
"昇太くんとのセックスは良かった?旦那に隠れて若い男に抱かれ何度絶頂を迎えたの?"
僕は自分の気持ちを抑え勉強に励んだ。
励もうとした…しかし昨日見た光景、二人を乗せた車がホテルに消える…その光景が頭を過る。
そして妄想してしまったホテルでの二人の情事…
僕は昂る気持ちを必死で堪えた。
すぐにでも昇太くんとの関係を聞きたかった。
もし今切り出したら詳子さんはなんて弁解するだろう…
僕を軽くあしらうだろうか?それとも開き直るだろうか?
でも僕は詳子さんに聞くつもりはなかった。
明日昇太くん家に行き、直接昇太くんに聞くつもりだったから…男同士の方が本当の事が聞けると思ったからだ。しかし心のどこかで聞いてどうするんだとも思っていた。
二人がホテルに入った事実は変わらない。
二人が男女の関係である事に変わりはないんだ…
今僕の隣には、昨日若い男に抱かれた人妻がいる、それが現実なんだ…
僕は意味の無いことをやろうとしている、そんな事は分かっている。
しかし聞かずにはいられなかった。
聞く事で何かしら納得したかったんだ。
僕は昨日の事は触れないでいた。
「今日も勉強がんばろうね」
「うん、今日もお願いします」
"昨日は昇太くんに何度抱かれたの?"
「早いね、もぅ試験も間近だね」
「そうだね、最後の追い込み頑張るよ」
「うん、その意気でがんばろー」
"昇太くんとのセックスは良かった?旦那に隠れて若い男に抱かれ何度絶頂を迎えたの?"
僕は自分の気持ちを抑え勉強に励んだ。
励もうとした…しかし昨日見た光景、二人を乗せた車がホテルに消える…その光景が頭を過る。
そして妄想してしまったホテルでの二人の情事…
僕は昂る気持ちを必死で堪えた。
すぐにでも昇太くんとの関係を聞きたかった。
もし今切り出したら詳子さんはなんて弁解するだろう…
僕を軽くあしらうだろうか?それとも開き直るだろうか?
でも僕は詳子さんに聞くつもりはなかった。
明日昇太くん家に行き、直接昇太くんに聞くつもりだったから…男同士の方が本当の事が聞けると思ったからだ。しかし心のどこかで聞いてどうするんだとも思っていた。
二人がホテルに入った事実は変わらない。
二人が男女の関係である事に変わりはないんだ…
今僕の隣には、昨日若い男に抱かれた人妻がいる、それが現実なんだ…
僕は意味の無いことをやろうとしている、そんな事は分かっている。
しかし聞かずにはいられなかった。
聞く事で何かしら納得したかったんだ。