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僕の家庭教師
第5章 昇太くん
「えっ!詳子さんとは4年も関係が続いてるの?」
「まさか、そんな訳ないだろ、その日1日だけだった」昇太くんの話は続く…
詳子さんとはその日だけだった、それは詳子さんと担任教師の関係がその日で終わったからだ。
詳子さんは教師の教え子に散々おもちゃにされた。
教師は言ってみれば愛人を生徒に提供したのだ。悶々として勉強に身が入らない教え子の性の捌け口に自分の愛人を差し出した。
そんな男と関係を続ける訳はない…
詳子さんは教師との関係を清算した。
だから昇太くんも詳子さんとの接点は無くなったのだ。
昇太くんは高校に進学し、彼女もでき、高校生活を過ごす。やがて大学に進む。詳子さんの事はすっかり忘れていた。あの日の出来事はあの日で終わっていた。
詳子さんと再会したのは3ヶ月前だと言う…
偶然街で見かけた、"あれはあの時の?奥さん…"
あれから4年の歳月が流れていたが、あいかわらず大人の魅力を醸し出していた。すれちがう男達が卑猥な視線を浴びせていた。
昇太くんは声を掛けてみる事にした、それは4年経ち少し大人になった自分に気が付くか試したかったのだ…
ヤリ目的のガツガツしたナンパとは違っていた。
「あの…すいません、この辺りにちょっと有名なカフェがあると聞いたのですがご存知ないですか?」「えッ…」初め詳子さんは明らかに警戒した表情をしていたらしい、ヤリ目的のナンパで声を掛けられる事も多かったのだろう…「あっ…ごめんなさい、いきなり失礼しました」昇太くんは気付かれなかった事に納得した。
そのまま行こうとする昇太くんに「あの、もしかしたらあの店かしら…違ったらごめんなさい」詳子さんはある店の名前と場所を教えてくれた。
「ありがとうございます…よかったら一緒にいきません?…とか言ったらナンパになっちゃいますね、ごめんなさい、ありがとうございました」そのガツガツしてない対応が詳子さんには印象が良かったみたいだ…
「こんなおばさんでよかったら…」
そして二人は洒落たカフェで少しの時間会話を楽しむ…詳子さんはあの日の少年の1人とはまったく気が付かなかった。
そして別れ際「あの良かったら連絡先教えて頂けませんか?」昇太くんは切り出しラインを交換した。
次に会った時は食事をし、3度目に食事をした時ホテルに誘った。詳子さんは拒まなかった…心に隙があったのかもしれない…詳子さんは一緒にホテルに入った。
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