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香織
第2章 雨の日
『うん。でも香織だって濡れてるんだから
先に入って?』
僕は彼女に風邪なんて引いて欲しくない。
『……なら、一緒に入ろう?』
そう言って僕の手を引いて
脱衣所に向かった。
彼女は僕の服を捲りあげ
腕から抜き取ると、
ベルトを外して、ズボンを脱がせた。
靴下を片方ずつ取っていく。
パンツだけになった僕は
彼女を脱がせにかかる。
雨に濡れたジャケットに手を掛けた。
縦ストライプのワイシャツは
肌に張り付いて
くっきりと黒いブラジャーが透けている。
そっとシャツを脱がせると
彼女に後ろを向かせ、
スカートのホックを外す。
ジッパーを下ろすとスカートはストンと落ちた。