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もっと夢を見ていたい
第2章 16


処女を捨てた私だったけど
ただただ恐怖でしかない
あの時間が怖くて彼のSEXを断ると
アッサリ振られた。





ぎりぎりの学力と出席日数で
合格した高校は
やっぱり馬鹿の集まりだった。

入学して早々に出来た
女友達の家に夜中に遊びに行った。

『結って彼氏おる?』

『そんなんおらんよ』

よくある思春期女子の会話。

『良かったー。実は男呼んでんねん。』

『…え?』

聞き返した直後彼女の携帯が鳴った。

『鍵開いてるで』

そう言うと背後からゴソゴソと音がする。

彼女と対面で座っていた私は
慌てて彼女の後ろに回った。

スっと開けられた隙間から
男の子が3人入ってきた。
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