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もっと夢を見ていたい
第9章 20 ( 3


指は抜かれてしまった。

『はぁん…っ』

彼を見ると

『何?』

そう聞かれた。

『やっ手離して…イかせて!お願い!』

頭は完全に快楽に支配された。
彼はニヤッと笑うとガチャガチャと
片手でベルトを外して
ズボンと下着を落とした。

くちゅくちゅと音を立てながら
私から流れ出る蜜を使って素股をする。

『やだぁ…入れて…』

焦らされて、拘束されて、
あと少しの快楽に届かない。

涙が流れ出てくる。
彼は私の前に舌を突き出した。

少しの快楽でも欲しい私は
彼の舌を自ら絡めた。

舌を舐め合う。
そんな動きでさえ快感になる。

『ぁぁんっ。はぁ…ぁあ…』

涙とヨダレでぐしゃぐしゃの顔に
彼は満足そうに微笑む
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