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もっと夢を見ていたい
第10章 21



彼が2部に移動して暫くは
昼に帰ってくる彼に
中を掻き乱され、絶頂を与えられると
そのまま気絶するように眠っていた。




【腹減ってる?ラーメン食べ行かへん?】

お昼頃彼からそんなメールが来た。

【いいよ〜】

彼の生活サイクルに
合わせられる様になった私は
そう返事した。

【なら13時に降りてきて!】

彼は待ち合わせと言っても
マンションの下しか指定しない。

お客さんと会うと良くないんだろうな。

何となくそう思って
特には何も言わなかった。

13時。

エントランスから出ると
珍しく彼はいなかった。

そのままそこで待つ。

彼の住む地域は、地元に住む人なら
納得の治安の悪さ。
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