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もっと夢を見ていたい
第12章 21 ( 3
彼が買ってきた食事を食べ
お風呂に入った。
身体を拭き下着を付ける。
ベランダを見ると日が沈もうとしていた。
『……。』
じっと夕陽を見つめる。
ベランダの掃き出し窓に
近付くと鍵を開けた。
そのままベランダの手すりに寄りかかる。
風が…
気持ちいい…
生活音が…
心地いい…
眩しい太陽が…
こんなにも暖かい…
汚い排気ガスも今の私には
ただ懐かしく映る。
『結…』
いつの間に出てきたのか
腰を抱いて背中に張り付く彼。
『そんなカッコで外出てどうする気?』
自分が下着姿だった事を思い出した。
『結の裸は他に見せたくないねんけどなぁ』
彼はそう言いながらブラの上から
胸を揉みしだき
背中をゆっくりと舌が這う。