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もっと夢を見ていたい
第13章 22


今更追い出されたら
堪ったもんじゃない

『私はレンの傍にいる覚悟が出来たの!
だから最後の荷物も取りに行った!』

『……。』

納得してくれ。面倒なんだよもう。

『お願い。信じてよ。

レンに出逢って私、シアワセなの

もっと…傍に居させて』

『ほんまに…?』

『もうレンを不安にさせる事は
何一つ無くなったんだよ』

『…結…殴ったりしてごめん…』

優しく頬を撫でる。

口は切ってない。

だって食いしばってたもん。

『レンになら何されたっていいよ』

昼職しかしたことない人間が
純粋なんて錯覚だよ。

『足枷つけても…?』

『うん』

『手錠で風呂入っても?』

『うん』
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