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もっと夢を見ていたい
第16章 22(4



家に帰り早速箱から不二子を解放する。

私はトイレを設置し爪研ぎも置いて
ご飯とお水を用意した。

不二子はウロウロと匂いを嗅いで回る。

彼は寝室に入り足枷をベッドから外した。

『…どしたの?』

『ネコ質おるから足枷は外しといてやるわ』

思わぬラッキーを招き入れたネコ。
良くやった!
お前も今日から監禁仲間!

私は不二子に赤い首輪を付けて
猫じゃらしで遊びながら感謝した。

彼は微笑みながら私達を見ていた。

どうか…コレで落ち着きますように。
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