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もっと夢を見ていたい
第17章 Ⅰ
足に蚯蚓脹れが出来る。
『ヤらし』
拘束を解いた彼はそう言って笑う。
私は足に伝った精液を拭き取り
下着を付けると彼の元へ戻る。
彼の膝で毛繕いをする彼女。
彼の膝に頬杖をつくように
彼女と目線を合わせる。
鼻をザラザラとした舌で舐められる。
『…ゃんっ!』
ビクンとした私に
『まだ足りんかったん?』
意地悪くそう言って笑った。
だから私は彼が望んでいるであろう
言葉を紡ぐ。
『何回でもレンが欲しい』
『いい子やな』
そう言って私の頭を撫でながら
深いキスをした。
私は彼の膝に乗る。
私と彼の間でくるくると回りながら
彼女は戯れ付いた。