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もっと夢を見ていたい
第18章 Ⅱ


『……レン…』

案の定眠気が襲う私。
寄りかかっていた彼を見る。

『どした?』

『酔った…眠い…』

床でゴロンと寝てる子や
不二子に懐かれて膝を占領されてる子

サッカー中継に夢中な子。
何となく視界に入ってくる子達。

『寝ぇや?』

『…うん』

そう言って彼から頭を離す。
そして彼は私を強制的に膝枕した。

『…ココで寝たらええよ』

フワッと笑って彼は髪を撫でた。

まぁ…いっか。
そのまま私は目を閉じた。
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