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もっと夢を見ていたい
第19章 Ⅲ


精を放った彼は私にのしかかる。

挿れっぱなしのソレは
少しずつ萎え始める。

ズルッと引き出すと
後を追うように流れ出る精液

腹部に力を入れて残ったモノを吐き出す。

ティッシュで拭い取り丸めて捨てる。

ボケっと座る私に彼は背後から
抱き着いてくる。

重い…邪魔…

そんな私の気持ちに気付かない彼は
頬擦りしてキスをした。

何度も何度も絡め取られる舌
唾液が口の端から流れ落ちる。

糸を引きながら唇を離した彼は
精液を拭き取ったばかりの
私の中に触れる

『やぁ…っもうダメ!』

『何でや?俺何回でも結が欲しい』

『今日はおしまいっ!』

『すぐ欲しがる癖に』

『だって…』

その気にさせない言い訳を考える。
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