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もっと夢を見ていたい
第20章 IV


目を覚ますと彼の腕の中に居た。

1時…夜?昼?彼が居るから昼か…
サイドテーブルに置いていたピルを飲む

痛み止めのおかげが
頭がスッキリしている。

彼を起こさないように抜け出し
リビングに行くと
お昼寝中の不二子。

トイレをチェックすると掃除してあった。
ご飯もあるし水もキレイ
帰ってきてしてくれたのか…。

ホッコリとして自分のトイレに向かう。
生理は終わっていた。

排泄を済ませ洗面所で手を洗い
顔も洗った。

クマが出来ている。

…凄い顔やな私…。

ベッドに戻り彼の腕の中に潜る。

うっすらと目を開ける彼

『…大丈夫か…?』

虚ろな目で私を撫でる

『うん。生理も終わった』

そう言うと彼は微笑んでまた瞳を閉じた。
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