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もっと夢を見ていたい
第3章 16 ( 2
そんな事でいいのか!
頭が弱い私はいい事を聞いたと思った。
既に学校を辞めて
働いていたサトシに連絡する。
【次する時ゴムしないで!】
アホ過ぎるメール。
もちろん電話がかかってきた。
トイレにいき、通話ボタンを押す。
『お前何言うてんねん!』
『だって…ヤった後ヒリヒリすんねんもん』
『言えや!』
『今言うた。』
『シバくぞ』
『ヤンキー怖い』
『……まぁええわ仕事終わったら
また連絡する』
そして通話は終わった。
自分からゴムをするなと言ったけど
先走りでも妊娠の可能性がある事は
なんとなく知っていた。
それでもやっぱり不快感があるよりマシ。
学校が終わり駅まで歩く。