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もっと夢を見ていたい
第23章 Ⅶ
『歩かせるんは嫌やねん
俺の言う事聞かんと
1人でお出かけさせへんぞ』
強烈な警告
『わかったどこ行けばいいの?』
『東通りのCandy言えばわかるわ』
『…わかった』
『ていうかもうタクシー
家の下呼んでるしそれで来いよ』
準備がよろしいようで…
『はーい』
1人でお出かけ…怖いけど…楽しみ
エントランスを抜けると
個人タクシーが待っていた。
『千葉です』
『お待ちしておりました。どうぞ』
そう言って
後部座席のドアを開けてくれる。
シートに座るとドアを閉め
運転席に回った。
『東通りのCandyで
宜しかったでしょうか?』
『え?あぁはい…お願いします。』
『かしこまりました』
そう言って車を出した。