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もっと夢を見ていたい
第23章 Ⅶ


スーツ姿の彼がお酒を作る。
新鮮すぎて悶えそう…。

『結さんがお店来るなんて珍しいですね?』

そう言ってスツールに座る。

『あっ僕イチゴです白崎一護!』

そう言って名刺をくれた。
ジャンプ好きなんかな…。

『イチゴも飲めや』

そう言って彼はイチゴの分も作って渡した。

『すいませんレンヤさん』

恐縮しっぱなしのイチゴを入れて
3人で乾杯をする。

私の席はホール内が見渡せる。
平日なのに空席は数える程…凄いなこの店…

『イチゴはナンバーやねんで』

彼はそう言ってタブレットを見せてきた。

ペラペラとスライドする。多種多様ですな…

最後の方にレンがいた。

無邪気な感じの笑顔。
なぜ上半身裸なの?
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