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もっと夢を見ていたい
第24章 Ⅷ


雰囲気も手伝って
弱い私は完全に酔ってしまった。

『レン…トイレ行きたい』

『おぉこっちやで』

彼に手を引かれトイレに向かう。

用を足して手を洗う。
ナプキン。綿棒。コットン。
ラブホみたい…。

そんな事を考えながら扉を開けた。
顔を上げるとレンがいる。

『ん。おしぼり』

『…ありがとう』

『お前…酔うてるな?』

『…ちょっとだ…』

言い終わる前に個室に押し返された。
舌を絡める熱いキス。

必死に胸を押す。

それでも息を荒く吐きながら
舌は私の口内を蠢き
ショートパンツの脇から
指を挿れられる。

『んんっ!…はぁ…』

私の中を這い回る指に
簡単に堕とされた。
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