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もっと夢を見ていたい
第24章 Ⅷ
『…っ!はぁ…っんんんっ!!!』
舌を絡め合ったまま
イッてしまうちょろい私。
指を抜きイヤらしく彼は舐めとると
私の手を引いて席に戻る。
私…拭いてない…。
足を硬く閉じて手を膝に置いた。
『あーゆーの良くあるんやで』
彼は私に耳打ちをする。
『レンも良くするの?』
アルコールが入った私は素直に嫉妬する。
『どやろな?』
意地悪く彼は笑った。
気付くとラストソングが流れている。
『結ココに居れよ』
そう言って頭を撫でると
イチゴと一緒に客を見送りに行った。
ぼんやりと見渡すと
ソファで寝ている女の子。
ケータイを弄りながらタバコを吸う子
明るくなった店内にちょっとシラケる。