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もっと夢を見ていたい
第26章 Ⅹ


それでも彼の指は身体を撫で回す。

『待ってってば…!』

耳を噛まれる。…それダメ!
力が抜ける私にニヤリと笑う彼。

首を噛み胸を撫で乳首を摘む。
上がる息…潤んでくる瞳。

彼の舌の動きに…指に…息に…
期待して濡らしていく。

服を全て剥ぎ取られ
彼は赤い痕を付けながら中に指を挿れる

『…っは…あっ…ん』

絡み取られる舌に中を這い回る指。

彼の上着の肩を握り込む。

『…もうギブアップ?』

意地悪く彼は言うと
私はビクビクと身体を震わせ脱力する。

洗面台に私を座らせると
彼は自身を取り出してヌルヌルと擦り付ける

『…欲しい?』

『欲しい…!』

早くそれで塞いで!
私を楽園へ連れてって…!
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