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もっと夢を見ていたい
第30章 XIV


あの日から毎日
ヨウちゃんからメッセージが来る。

いつの間にかソープとデリを
掛け持ちしていたそうだ。

他店にも口座がいて
それぞれ適当に遊んでいると
彼女は笑っていた。

『結…』

私とヨウちゃんのやり取りを見ていた
レン複雑そうな顔で見た。

『…どしたの?』

『その子ホンマに友達?』

『…そのつもりだけど』

『関わるの辞めや』

交友関係にまで口出すか!

『なんでよ…』

『その子パンクするから』

『…パンク?』

『他店にも未収の掛けあるし
ユーキやって回収出来てない』

『掛けって…』

『ツケみたいなもんや』

『…この間のも掛け?』

『お前のは俺が出した』

『…ありがとう』
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