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もっと夢を見ていたい
第5章 17 ( 2


『適当に言うな!』

怒る私に彼は笑いながら

『え〜からやるで』

そう言ってピアッサーを挟んだ。
普通に貫通した。

『…あ〜怖かった』

『なんでサトシがそれ言うねん!』

『いや〜人のって何か怖いやん?』

『入れ墨は平気やん』

『あれはまた違う』

そう笑ってベッドに2人で移動した。

少しの痛みと熱を持つ耳。

完成するまではまだ時間がいるけど
それでも二人の安定剤となった。
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