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もっと夢を見ていたい
第1章 14


パンっ

彼の腰が勢いよく私のお尻に当たる。

『…っっ!』

息が詰まる。心臓はバクバクと五月蝿い。

彼に腰を掴まれ
お尻を突き出した状態で
涙をポロポロ零すマヌケな私。

『…結』

優しく呼ばれ振り向いた。

『…やっと繋がったで』

彼は私の髪を撫でながら笑った。

でも嬉しくなんかなかった。

早くこの苦しみから抜け出したかった。

『…早く、終わらせて。』

私がそう言うと彼は
返事をすること無く
ガツガツと突いて来た。

痛くはない。

けど堪らない不快感。

私は揺さぶられながら
こんな事を大人は喜んでるのかと
ガッカリしていた。
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