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もっと夢を見ていたい
第7章 20
2人で夜の街を歩く。
キャッチのお兄さんに
スカウト
適当にあしらう。
『クラブでも行くか!』
そう言って彼女は
さっさと地下に降りていく。
今日はレディースディ
女性は無料の日だった。ラッキー。
2人でビールを頼み
ソファに座ろうとした。
『あれ?ヨウちゃん?』
彼女は獲物を狩に
さっさと奥へと行ってしまった。
イラっとしたが
1人で行ってしまったのなら
今日はもう一緒に行動はない。
ライムを瓶の中に落とし
ゆっくりと飲みながら音楽を聴く。
爆音の中は包み込まれるようで
心地いい。
今日はロックが掛かっているので
余計楽しい。
掛けてくる声を無視して音楽を楽しんだ。