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もっと夢を見ていたい
第7章 20
そう言ってA4サイズの茶封筒を渡された。
直帰していいのか…。
時計を見るとまだお昼の2時だ。
届けても3時過ぎには手が空く。
おぉ早めに帰れる!
ウキウキで会社を出た。
届け先は会社がある街とは真逆の方向。
それでもファッションビルや
大きな主要駅があるので
楽しくて好きだ。
ビルに配達を終え散策しようと考えた。
ちょっとお茶してからにしよう。
そう思ってカフェに入り一服する。
思いがけず空いた時間、
どう有効活用するかと考えていた。
ブーッブーッ
ポケットに突っ込んでいた携帯が鳴る。
開くとメールがきている。