この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
もっと夢を見ていたい
第7章 20
そのまま引き寄せられキスをした。
唇をこじ開け舌が入ってくる。
逃げようと腰を引くと
ガッチリと抱き抱えられた。
絡まる舌に翻弄される。
『ん…はぁっ…』
色を纏った息を洩らしてしまう。
『なぁ結…俺の女なればええやん』
唇を離した彼は私を抱き締めたまま言う。
『そんなん言うて
どうせ客にすんねやろ?』
知ってる歌で言うてたもん。
骨の髄まで搾り取ってって
私は嫌。もっと遊びたいもん。
『…っふ』
レンは鼻で笑った。ムッとしながら
『なんやねん!』
そう言うと
『結オモロいな
プライベートでナンパなんかせぇへんし
ホンマに結が欲しいから口説いてんねん。』