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Dangerous Man 2nd
第19章 There is no shaking
『アツシ』
呼ばれて振り向く。
『…よう』
誰かわからない…。
『分かってないでしょ?』
頬を膨らませ可愛く拗ねる。
『ごめんって最近物忘れひどいねん』
言い訳をして彼女の頭を撫でる。
あっシュージに言われたんだっけ…
まぁいいや。
『まぁ分からなくても仕方ないよ』
グレージュの髪を綺麗に巻いて
深い谷間を惜しげも無くさらけ出し
俺の手を掴み細いクビレに触れさせる。
目が大きくてツヤツヤと光る唇…。
『…で?こんな美人クラスにおった?』
本題を思い出す。
『ふふっひどーい!
アツシの初めての相手やのに』
彼女はクスクスと笑った。
『…………アカリ…?』