この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
ハプニングは突然に【完】
第4章 イケメン高校生
「楽しい、ことですか?」


と、聞くと



「電気を少し、薄暗くしてごらん?」と、言われたので照明の照度を下げて薄暗くする。




「一体、なにを・・・?」

と、聞くと


「これから、僕の言うことだけに集中して耳を傾けるんだ。」と、言われたので



「はい…。」と、返事をする。



新堂さん、なにをしようとしてるんだろ?



と、思っていると



「まず、僕がゆりの横にいることをイメージして。」
と、言われたのでしてみる



自然と


「うふふ。」と、いう言葉が漏れる。



高い身長に、スッキリとまとまった身体、


私の心を見透かすような大きな瞳に、筋が通った鼻。



ぽってりとした唇。


そんな彼が、私の座っているベッドの横にいて微笑んでくれている、そんな気がした。




「どうやら、出来たようだね。」


「はい。うふふ。カッコいいです。」


「ゆりは、想像力が豊かだね。今すぐ駆けつけて抱き締めたくなるくらい可愛い。」

と、言われてにやける。



新堂さんの言葉は、私に安心や安らぎを与えてくれる。



そばにいないのに、抱き締めてくれているみたいだ。




「じゃあ次は俺とキスしているのを思い浮かべて。」

と、言われ



「え!?」と、目をぱちくりさせる。



途端に、新堂さんの幻が消えて私しかいない殺風景な景色に変わる。



「ゆり、現実に戻ったらダメだよ。ほら、目を閉じて唇を舐めてごらん? 」



そういわれて、私はまた目を閉じて新堂さんを思い浮かべキスをする。



電話越しに、向こうからチュッ、チュッと聞こえてきてまるで本当にキスをしているかのような錯覚がする。




/68ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ