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魔法使いで紳士なヴァンパイア
第14章 Have grown up a little
見るとレイナが胸を隠して入ってきた。
隠すのそこなんや…。
『あんま…見ないで』
『わかったから早よ来いや』
彼女にシャワーをかける。
『やぁ!!もお!』
膨れながら俺を見た。
『ほら洗ってやるし』
彼女の腕を引き寄せ椅子に座らせる。
『自分でするからお風呂浸かってて!』
『レイナ待ってたら逆上せそうや』
そう言って彼女の背中を
ゴシゴシと洗っていく。
背が低いだけあって随分華奢な体つき
首だって細い
腕なんかすぐ折れてしまいそう。
『レイナこっち向け』
『…やだ』
面倒臭いなっ!
俺は彼女を反転させて顎を洗う。
『やぁ…もぅ見られたくない…』
『やだやだ言うてたら俺帰るで?』
『…やだ』