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魔法使いで紳士なヴァンパイア
第15章 心の行方


気付くと朝の生理現象が起きていた。
そのまま彼女に押し付ける。

『やぁ!もぅ!変態!』

『…変態連れ込んだくせに』

『………。』

『昨日ヤってないねんからええやろ?』

『…してないの?』

『酔ってたしな』

『へぇ?』

『キスで起こしてくれたんやし
その気にさせたんやから責任取れ』

そう言って彼女の首筋に噛み付いた。

カーテンの隙間から差し込む光に
2人は淫らに揺れる。

荒い息を吐きながら
溢れる甘い溜息

2人を繋ぐ厭らしい音

どんどん俺を追い詰める。

彼女は髪を振り乱し絶頂を迎える。

締め付けられた俺は
彼女の腹に精を散らかした。

今更なんて事無いかも知れない。
それでも、俺なりの誠意
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