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魔法使いで紳士なヴァンパイア
第3章 Hの後には愛がある


『…あっこんばんは』

ちゃんと挨拶する俺

『…こんばんは』

彼女は困ったように笑って答えた。

『何?ナンパ?』

彼女の連れが不機嫌そうに俺を見る。

………怖いやんけ。

『まぁそのナンパしたこと無くて…
練習…?』

俺は事実を述べた。

『あれ?ツカサなんしてん』

城田くんがニコニコと近づく。

『わー!お兄さんめっちゃカッコイイ!』

連れはテンションがあがる。

『ちょっ…ええ?』

困惑する彼女。

『みんなで遊び行こうや?』

城田くんは軽く提案した。

『行こ行こー!』

先程までの不機嫌さは何処へ…

連れの女は城田くんの腕に絡み付くと
歩いていった。



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