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魔法使いで紳士なヴァンパイア
第17章 ドライブ
ギュッと掴まれる俺の手
『…なんでしょう?』
惚けてみる。
『やだよこんな所で!』
『車ん中覗く奴おらへんやろ』
彼女の首筋に舌を這わせる。
『やだ!ちゃんとベッドでして!』
『…ベッドならええんやな?』
『…ココよりはいい』
俺はニヤリと笑って車を走らせる。
『そういや灰皿買った?』
『うん。買ったよ』
『お利口さん』
頭を撫でる。
照れ臭そうにする彼女。
スカートの裾に手を入れ太ももを撫でる。
『もお!ちゃんとハンドル握って!』
怒られた。
『レイナんち車どこ置けばいい?』
『私んちの駐車スペースあるよ』
彼女が言う番号に車をバックで停める。
『…ツカサ運転上手いね?』