この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
魔法使いで紳士なヴァンパイア
第21章 友達
席に着いて早速女の子が来た。
切れ長で大きな目。
程よい谷間に
黒髪が入り込んでいる。
首元には光るクロスのネックレス。
赤いロングドレスが良く似合う。
彼女は微笑むと
『失礼します』
そう言って俺とケンタの間に座る。
もうだいぶ飲んで多少グロッキーな
俺達は騒ぐこと無く会話を楽しんだ。
『失礼します』
2人目の女の子が挨拶をしてきた。
見上げると白のドレスに
ふわふわに盛った茶髪の
レイナ
彼女は一瞬困った様な顔をしたが
すぐに仕事モードに切り替え
俺の隣に座った。
『レイナここやってんな?』
『レイナって呼ばないで!』
『ほななんて呼ぶねん』
『………ツカサ』