この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
魔法使いで紳士なヴァンパイア
第23章 彼女のお願い
久しぶりに
冷たい風を切りながら滑り降りる。
おっ!ジャンプ台を発見!
キッカーに入ると
身体を低くしオーリーをかける!
板によって舞い散る雪
ボードを掴んでくるっと回って着地した。
おぉ意外にまだ出来るやん。
そんな事を思いながら下まで降りて
ターンしながら止まった。
レイナは俺のすぐあとに降りてきた。
『ツカサ見たよジャンプ!』
『頑張ったわ』
『めっちゃ綺麗だった!凄い!』
褒められると照れちゃう。
『もっかい滑ろ!』
そう言って3回ほど滑り降りてきた。
疲れた。鼻水垂れてくる。
彼女も鼻の頭が真っ赤になっていた。
『腹減ったラーメン食おや』
俺はそう言って彼女を連れて行った。