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魔法使いで紳士なヴァンパイア
第23章 彼女のお願い
『いっつもハンバーグじゃん』
彼女は笑いながら言った。
『そんな事ないで?…多分』
俺もつられて笑いながら
レストランに行ってハンバーグを食べた。
車に戻るとラブホを探す為に
ウロウロと走る。
『あっ!あそこがいい!』
彼女が指さしたのはヨーロッパ風のラブホ
『おお!すげえな』
俺は車を駐車場に入れ彼女と降りる。
部屋に入るとヨーロピアンな家具
ベッドには天井からカーテンが垂れ下がる。
『ええやんここ』
俺はソファに座りタバコに火をつけた。
『ほんとだねー』
『ラブホでも良かったやろ?』
『そだね』
彼女は笑って風呂を準備しに行く。
お湯が溜まるまでの間
彼女はご機嫌で俺に寄り掛かっていた。