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魔法使いで紳士なヴァンパイア
第30章 I love you. But not interested
『なんで?』
『だって浮気されたら泣くもん』
実際そんな事ないけど
いい子風に、純粋バカなフリをする。
『そりゃあかんな』
彼は笑いながら俺を見た。
『やけどお前遊んでるやろ』
『…え?』
『女1人ちゃうやろ?』
『…うん。』
怒られるかな。
『やろうな!
まぁそんくらいの方が気楽でええやろ』
『そう?』
『俺もマイで吹っ切れたからな
適当に色掛けて遊んでるわ』
『そうなんや?』
『純粋だった俺を返して欲しいわ』
『俺は今の方が楽しい』
思わずホンネを漏らす。
『なんで?』
『彼女達が求める事を考えるの結構楽しい』
『まぁ素直な女だけならそうかもな』