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魔法使いで紳士なヴァンパイア
第31章 秘密


唇を解すように啄む。
彼女の手が俺の後頭部に回り
舌が入り込んでくる。

何となく…逃げてみる。
追い掛けてくる彼女の舌。
俺の舌に吸い付いてきた。

荒い息を繰り返しながら
俺の舌を何度も舐める。

唇を離すと何か言いた気な表情。

『なに?』

『…ベッド…いこ?』

俺は彼女に連れられ寝室へ移動する。
2人で向かい合わせでベッドに座った。

彼女は噛み付くようなキスをする。
艶めかしく腰を振りながら。

『レイナ…ヤリたい?』

唇を離して率直に聞く。

『…シたくない?』

不安そうに俺を見た。

『俺のお願い聞いてくれる?』

『…おねがい?』

『一人でシて見せて?』

『……え?』

『オナニー見せて』
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