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魔法使いで紳士なヴァンパイア
第31章 秘密


『…なんで?』

『俺の事思いながらしてよ』

そう言って俺は思い出す。

『バイブどこやった?』

『…クローゼットにあるけど』

俺はクローゼットを勝手に漁る。
箱に仕舞われた大人の玩具
取り出してスイッチを入れてみる。

モーター音と共にうねうねとする先。

彼女の元へ持っていき

『はい』

と渡す。

『え?ホントに?』

『うん。レイナのエロいとこ見せて』

俺はそう言うとドレッサーの
椅子を出し鑑賞体制に入った。

戸惑う彼女。
泣きそうな目で俺を見た。

『どうしても…?』

『うん。男のロマン』

ただの好奇心。
普段見せない女の子のあられも無い姿

『特別に俺にだけ見せて?』
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