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魔法使いで紳士なヴァンパイア
第5章 まだまだ若い
『ん〜……
でもやっぱ眠いからいいわ』
『え〜じゃあプレゼントだけでも
ウチに取りに来てよ!』
少し怒ったような表情に
『あぁ。分かった分かった』
そう同意して落ち着いた。
放課後少し眠気が醒めた俺は
イソイソと帰る準備を始める。
『ツカサ!行くよ!』
『え?』
『プレゼント家にあるって言ったじゃん!』
『あぁそっか。なら行くか』
そう言って2人で学校を出た。
電車に揺られ再び襲いくる睡魔
ボケっとした頭で彼女に着いて歩く。
『あ〜喉乾いたジュース買う』
俺は自販機に吸い寄せられた。
『今日は私が買ってあげる!』
『まじか…ありがと』
そうか…誕生日か…
歩いていた目的を思い出した。