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魔法使いで紳士なヴァンパイア
第5章 まだまだ若い
『マジか!ホンマにありがとう!!』
そう言って彼女の頭を撫で
そのまま引き寄せキスをした。
『……あっ』
マイと間違えた…
『…ツカサ…?』
目を丸くして俺を見た彼女。
『いや…その…』
間違えたなんて素直に言っていいのか?
どんどん紅潮していく彼女。
そんな反応するなよ…
俺まで赤くなる。
『ちゃうねん。その…』
『私ツカサの事好きだよ!』
『えぇ…』
『入学した時からずっと…』
あぁそうなの…だから世話焼いてたのね
今更彼女の行動に納得した。
『…ツカサ?』
不安気に目を潤ませ俺を見る。
『……ごめん。その…彼女おるし』
『今キスしたじゃん…』
『…間違えた…。』