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魔法使いで紳士なヴァンパイア
第7章 懺悔


公園に着くとレイナは既に待っていた。

『ツカサー!』

俺を見つけ飛び付いてくる彼女。
まるで何年ぶりかの再会みたいに

嬉しそうに胸に頬擦りをする。


『レイナ…座ろう』

そう言ってベンチに移動した。

『…なに?どしたの?』

不安気な目をして俺を見ている。

そんな目をしないでよ…。
それでも要件を伝える。

『…別れたい』

『何で?』

『分かるやろ』

『…分かんない』

都合のいい脳みそやな…

『俺はやっぱり彼女が好きやねん』

『だから2番目でも…!』

『無理や。彼女に2番目も3番目も
俺は要らへんねん』

『嫌だよ!ツカサと離れたくなんてない!』

『俺やって彼女と離れたくない』
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