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壊れた便器【女子大生ヌードモデル悦虐陵辱】
第6章 6
 流石の由里絵も、自分たちの会話が幼稚で、益体もないものであることは分かっている。

 それこそ「第三者」が聞いたら――あまりの馬鹿らしさに――その場から逃げ出してしまうかもしれない。

 だけど、この愚にも付かない会話を楽しめるのが、『恋人同士』の“特権”なのだ。

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 その“特権”の恩恵を受けて、愉快な気分にいる最中、由里絵は――長く背中に寄り添っていた洋平の前から、くるりと体を翻すと――これからシャワーを浴びる洋平を残して、となりの脱衣場に移った。

 そこで、洋平が用意してくれていた青いバスタオルで、自身の体の水滴を丁寧に拭き取る。

 途中――由里絵のパンティが、洋平の目に留まったように――ランドリーバスケットに置かれた、洋平のサファイアブルーのビキニパンツが、由里絵の目に入った。

(洋平さんも、すっごくセクシーなパンツを穿いてるのね……?)

 その時、由里絵は――バスタオルで体を吹きながら――このビキニパンツを着用した洋平の姿を想像しようと企んだ――。

 が、すぐに、その「必要性」がないことに思い当たった。

 何故なら――わざわざ想像力を駆使して、思い描かなくても――“実物”を、もうすぐ拝見出来るからだ。

 「紳士」である洋平のことだ――きっと“全裸”で、ベッドルームにはやって来ない。

 このビキニパンツを穿いて、やって来るだろう。

          ☆☆☆☆☆
 
 こうして、ベッドルームでの“楽しみ”をひとつ増やしたところで、由里絵は――洋平の「要望(リクエスト)」に応えるべく――ローズピンクのパンティを穿くと、バスルームを出た。


 
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