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壊れた便器【女子大生ヌードモデル悦虐陵辱】
第7章 7
 そんな模様のベッドルームに、ローズピンクのパンティを穿いただけの格好で赴くと、由里絵は――ドアを真正面にして――ベッドの端に腰掛けた。

 では、直前まで、「恋人同士」のような遣り取りを楽しんでいたせいだろうか――。

 ひとりになった途端、胸が締め付けられるような「切なさ」が、体の奥底から込み上げてきた。

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 今――「ヌードモデル」と「依頼主」という“表向き”の間柄に隠された――由里絵と洋平の関係を言い表すには、「セックスフレンド」という言葉が、いちばん相応しいのだろう。

 面と向かって訊ねたことはないけれど、きっと洋平はそう思っている。

 由里絵にしても、最初のうちはそれで良かった。
 
 しかしながら、ある種の“軽薄さ”が必要不可欠な「セックスフレンド」という関係を長々と維持できるほど、由里絵は器用ではなかったらしい。

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 「切なさ」に締め付けられる胸中に、由里絵は洋平の笑顔を思い描く。

(洋平さん……?)

 その笑顔に向けて、由里絵は一遍の言葉を送る。
 
(私……あなたのことが……好きです……)

 要するに、そういうことだった。

 つい先ほど、バスルームで交わした幼稚な会話を――「恋人同士みたい」と思って由里絵が心から楽しめたのも、洋平のことが好きだからだ。

 昨日、セクシーランジェリーの専門店に立ち寄って――勇気を振り絞って、「恥ずかしがさ」を乗り越え――このローズピンクのパンティを購入したのも、洋平のことが好きだからだ。
 
 今もなお――洋平の“言いつけ”を忠実に守って――由里絵は、双方の乳首を“ビンビン”に勃起させている。

 それだって、洋平のことを真剣に愛しているからだ。


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