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第10章 公開治療 お仕置き

里穂の言葉に、どよめき興奮する客席・・
「お、お仕置きって・・紗季ちゃん、可哀想過ぎるぅ・・」
「んっ、もう許してあげても・・でも、紗季ちゃんが、お仕置きに悶えて、耐えるトコも、観てみたいっ・・」
「ふんっ、あの娘、自業自得だわっ、思いっ切り、虐めてっ」
「ふっ、何をスるのやら？ おっ、そうか？ あのベルトだっ」

「皆様、お気付きの方も多いと思いますが、説明します・・
先程巻いた、この黒いベルトに御注目下さい。この黒ベルトには、無数の極細の針が付いており、今、この娘の太腿の肉に刺さっております・・今から、その針に特別な低周波を流します。
低周波治療は、整形外科で一般的ですが、普通は筋肉を震わせて、人には無理な振動マッサージを施すものです。しかし、当院の特製治療は、針から直接に神経を刺激し、効果を高めるものです」

里穂の説明に、頷きながらも興奮する観客・・

「低周波治療を受けた方はお分かりでしょうが、適度な低周波は、心地よい刺激を齎しますが、過度ですと、かなりの痛みを感じる筈ですし、弱いと今度は、ある意味の性的な愛撫になります。
よくAV等で使われるのが、その効果です。
当院の針低周波は、一般のパッドの数倍の効果を与えます・・
実はこの娘は、太腿に怪我をしてまして、今日はそれを一回の治療で、完治させます・・ただし、最大の低周波を加えますので、その痛みは、想像を絶するものになるでしょう・・
それをもって、この娘へのお仕置きとします。
それと、この娘が痛みに耐えかねる時は、パッドによる微弱の低周波で、股間部を刺激し、痛みを和らげる治療を同時に施す予定ですので、ご了承下さい」