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SWEET POISON「奴隷メイドオークション」番外編
第3章 変わりゆく景色
麗華は、何だか楽しそうに見えた。チップがもらえれば、何でもするのだろうか。
お互いを洗いながら、一応耳元で訊く。
「麗華さんて、いくつなんですか?」
「えー。ズルイ。訊くなら、梨香ちゃんからよ?」
麗華が私を洗いながら言う。
「もうすぐ16になります」
「じゃあ今、15? 私は、17よ。早生まれだから」
立ち振る舞いからもう少し年上に見えたが、やはり18歳未満。あの店に、18歳以上はいるのだろうか。
シャワーでお互いを流し、バスローブを着てソファーへ戻った。
次は客達の番。
さすがに洗いっこはせず、すぐに出てくる。
ビールを呑んですぐシャワーを浴びたせいか、少し酔ってきた感じだ。客がシャワーに行っている間にも、瓶の半分程を呑んでいた。
「始めようか……」
細身の客が言うと、麗華が「はい」と返事をして、笑顔で立ち上がる。それを見て、私も立ち上がった。
麗華が、細身の客の方へ行く。私の相手は、太目の客らしい。
「梨香ちゃん。こっち来て」
「はい」
連れて行かれたのは、奥のベッド。手前のベッドでは、もう麗華が横たわっていた。
私もベッドへ寝かされ、バスローブを脱がされる。
「おっぱい、思ってたより大きいね。毛も薄いし。好みだよ」
すぐに乳房を揉まれながら、耳元を舌でくすぐられた。
「んんっ……」
舌は首筋を通り、乳房へと。そのまま、乳首をしゃぶられる。
「あんっ、はぁっ」
同時にクリトリスを弄られ、下半身が熱くなっていく。
セックスが始まれば、全てを忘れられる。ずっとそうやってきたのだから、不安など感じなくても良かった。
「可愛いよ」
乳首から離れた口が、クリトリスをしゃぶり始める。
「あっ、あぁっ」
密を出すように指で入れ口を弄られ、そのうち指が入ってきた。
「あんっ、はぁんっ」
指の抜き挿しが続くと、いつの間にかクチュクチュという音。
私はこの客とセックスをすればいいだけ。それなら、いつもと変わらない。
客はコンドームを着けると、いきなり挿入してきた。
「あぁんっ!」
「はんっ、イイっ、あぁっ」
麗華の声が聞こえてくる。
同じ部屋でセックスするのは、刺激的かもしれない。
「梨香ちゃん。可愛いよっ」