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SWEET POISON「奴隷メイドオークション」番外編
第1章 学生からの旅立ち
バイトで貯めた金もあるが、取り敢えずは、先輩の家にでも転がり込めばいい。
仕事を見つけ、狭くて汚くてもいいから、自由に出来る居場所が欲しかった。
◆◇◆ ◆◇◆ ◆◇◆ ◆◇◆
「あぁっ、んんっ」
乳房を揉まれると、それだけで反応してしまう。
仕方なく補習を受け、私は何とか中学を卒業した。問題児は、学校だって早く追い出したいだろう。
転がり込んだのは、先輩のマンション。家賃代わりに、たまにセックスをしていた。
「あんっ、はぁっ」
乳首を弄られ、しゃぶられる。
私は、何をしてももう自由。
今は年齢を1つごまかし、16歳として喫茶店でバイトをしている。もっと時給のいい仕事を探しながら。
「挿れるよ?」
先輩は、愛撫もそこそこで挿入したがる。だが挿れても早いから、私にとっては楽な相手。
「挿れてぇ」
甘い声で誘うと、急いでコンドームを着けて挿入。
「あぁんっ。はんっ」
元彼達より下手だから、喘ぎも演技。
先輩にとって、私は適当な相手。同い年の21歳の彼女はいるが、仕事が忙しいと聞いている。
「あんっ、もっとぉっ」
激しく抜き挿しされ、身を捩る。
挿入されれば、気持ち悦い。私は相手が好みの俳優だと考え、腰を動かした。
「梨、香っ」
「あぁんっ、先輩っ」
グラインドも、息遣いも激しくなっていく。
「くっ、はあっ……」
折角気持ち悦くなってきたのに、もう終わり。それでも先輩に抱き着いてから、コンドームの処理をしてあげる。
「先輩、凄いんだもん……」
ちょっとしたサービス。
その後順番にシャワーを浴び、持っている中で一番可愛いワンピースに着替えた。
可愛い服は好みでは無いが、今日は新しいバイトの面接。さすがにダメージジーンズでは駄目だろう。
「じゃあ、面接行ってきます」
この先輩の前では、あくまでも素直な子を演じていた。
◆◇◆ ◆◇◆ ◆◇◆ ◆◇◆
電車を乗り継ぎ、下町に近い繁華街へ。
目的の雑居ビルには、スマホの地図を頼りに辿り着けた。エレベーターの中で髪を整え、4階で降りる。
正面には、電飾が付いたドア。
1度息をついてから、私はそのドアを入った。
「面接の子?」
奥から出てきたのは、黒服の男。
黒服を見ただけでドキリとしてしまうが、彼が笑顔で安心出来た。
「はい……」