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SWEET POISON「奴隷メイドオークション」番外編
第8章  真実の想い


「嬉、しく、て……」
 言ってから、恥ずかしさが込み上げてきた。
 だが、それが本心。
 この時を、心の奥で密かに待っていたよう。
 セックスだけが、愛情の証だとは思っていない。それでも、愛されていると実感出来た。
 それはきっと、相手が和哉だから。
 これで本当に、過去の自分を忘れられそうな気がする。
 腕を着いて上体を起こすと、ゆっくりと抜き挿しを始められた。
「あぁっ、んんっ」
 愛撫の時以上に、全身が熱い。
 繋がれた場所は、それ以上に熱かった。
「はぁっ、あんっ」
 初めてのセックス。心から、そう感じられる。
 いくつもの長い日々を越え、やっと出会えた愛しい人。
 和哉なら、本当に私を変えてくれる。
 私は、変われるはず。
 そう、信じられる。
「あぁっ、和、哉っ、んんっ」
「梨香っ……」
 お互いの名前を呼び合うことが、こんなにも幸せだと初めて知った。
 抜き挿しが速くなり、益々熱が上がってくる。
「あんっ、はぁんっ」
 全身の熱さが秘陰に集まり、堪らなくなって、自然と腰が揺れてしまう。
「んんっ、あぁっ、ヤぁっ」
 もっと和哉を感じていたい。
 心はそう思っても、体は高められていく。
「あっ、ヤっ、ヤぁっ、はぁんっ」
「梨香っ……」
 息の乱れた彼の声。それさえも快感へと繋がって行く。
「和、哉っ、もうっ、あんっ」
 いつの間にか、腰へ回していた手がシーツを握る。
「良いんだよ? 梨香っ……」
「あぁんっ、ヤっ、ダ、メぇっ、んんっ、あっ、和哉ぁっ!! あぁっ……」
 全身がビクビクと痙攣した後、シーツを握っていた手が離れた。
 力が抜けて行く。
 目の前も、頭の中も真っ白。
 ただ解ったのは、相手が和哉だということだけだった。


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