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会えたから
第32章 そして、運命の人が
リョウはとても驚いた顔で「ミオ、セフレがいるの?」

「うん。ずっと続いてる。多分向こうにとっては都合のいい女だってのも分かってる。でもなんとなく切れなくて。それにヤリマンで、ワンナイトだって何度もした。更には好きでもない子と付き合って身体に溺れた挙句にレイプ紛いのSEXをされたような汚い身体なの。だから本当に好きになった人にも想ってもらう資格なんてないと思ってる」あえて、嫌われるような言い方。

「もしかして、セフレ青城?無理やりされたのも?」

「リョウには関係ない」

「オマエ、ほんとうにそれでいいの?なんでオマエ俺から離れたの?俺は絶対そんな思いさせなかったのに」
いつもは「ミオ」と呼ぶのに「オマエ」いわれてドキっとする。

「自分で選んだ道だから後悔はしない。私の最低話はいいよ。最低すぎて自分でも反吐が出るよ。それよりタマキちゃんどうするつもり?どうしたいの?」
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