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セックスと愛とフレグランス
第7章 兄の彼女
智広は強引にカゴ内に引き寄せられた。
勢いのあまり愛先輩と抱き合う形になる。
気づくと、智広の目線に彼女の頭頂部があった。
その瞬間呼吸が止まり心臓が張り裂けそうになる。
瞼を瞑り深呼吸をした。
彼女の髪からは、ほのかにシャンプーに香りが薫ってくる。
意外だった。
ソープ嬢というのは、もっと香水の匂いをぷんぷんと漂わせているのかと思ったからだ。
「やっぱり、この子で大丈夫です」背中越しにいった。
「ではごゆっくりお過ごしください」