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セックスと愛とフレグランス
第9章 泡姫
正面にはシャワーが掛けられており、その下のフロアにはボディソープやシャンプーなどのボトルが入れられたカゴが置かれている。
バスルームの中心には、センターに溝が縦に入ったバスチェアが置かれていた。
これが俗にいうスケベ椅子というやつだろう。
ねえ、と愛先輩が智広を呼んだので、なんでしょう、と正面を見据えたまま答えた。
「灯りなんだけど、もう少し落としていいかな? 智広くんに久しぶりに会ったから恥ずかしくって」
「別に構いませんけど……なんなら、暗闇でも自分は全然かまいませんよ」
バスルームの中心には、センターに溝が縦に入ったバスチェアが置かれていた。
これが俗にいうスケベ椅子というやつだろう。
ねえ、と愛先輩が智広を呼んだので、なんでしょう、と正面を見据えたまま答えた。
「灯りなんだけど、もう少し落としていいかな? 智広くんに久しぶりに会ったから恥ずかしくって」
「別に構いませんけど……なんなら、暗闇でも自分は全然かまいませんよ」